書 初 め
御祭神の菅原道真公は幼少の頃から文才に優れておられ、5歳にして初めて和歌を詠んだとも伝えられています。このことから学問の神様として、また文道の神様として崇められています。
この御神徳をお受けいただくべく、気持ちも新たな年頭に、書初めをご自身でご神前に奉納し参拝する形を以て開催しています。
書初めの由来
書初めは、吉書(きっしょ)、筆初め、初硯(はつすずり)とも言い、宮中で行われた「吉書初め」の流れであるといわれています。
平安時代から行われ江戸時代に庶民に広まったと言われています。1月2日に元旦に汲んでおいた若水で墨をすり、菅原道真の画像を飾って、その年の恵方に向かって書き、それを飾って楽しみました。
小正月の1月15日に神社に持って行って「どんど焼き」で燃やし、その時の燃えカスが高く舞い上がると字が上手になるといって喜びました。
当時は現在と違い、おめでたい詩歌を書くことになっていました。
書 初 め
日時など
- 1月2日 午前10時頃〜午後3時頃
- 午後3時頃に奉納奉告祭を斎行し、上達と御加護を祈念します。
- 用具は全てご用意しておりますので、そのままご来社ください。
手 順
1:先ず書初め会場で書初めを行います。
※何枚でも構いません
2:書き終えましたら拝殿に進み、ご自身で御神前に奉納しご参拝ください。
※何枚でも構いません
※ご奉納された作品は返却できません
3:拝殿にご用意している参拝記念の小型絵馬をお持ち帰りください。
※お一人につき1つ
4:お気を付けてお帰りください。
※ご奉納された作品は返却できません。1月15日のどんど焼きで燃やし、上達をお祈りします。 ※奉納されず作品を持ち帰っていただいても構いません。
書 道 展
1月14日まで、書初め会場に三先・池島両小学校児童の作品を展示しています。
1月15日のどんど焼きにおいて、書初めで奉納された作品と一緒に燃やし、上達をお祈りします。