式 年 奉 祝 祭
平成15年に1枚のポスターが倉庫内で見つかった事が全ての始まりでした。
ポスターは昭和30年に斎行された御鎮座壱百弐拾年祭の物で、たった1枚だけでしたが綺麗に残っていました。数えてみますと2年後の平成17年が御鎮座170年の節目でありました。
その後、会議に於いて当時の奉賛会長や役員方の了承を得てお力添えを賜り、御鎮座壱百七拾年奉祝祭を斎行すべく実行委員会が立ち上げられました。また各町会、地域のこども会やPTA、青少年指導員などを含め氏子崇敬者の皆様方のご尽力のお蔭で、無事に奉祝祭を斎行申し上げ、神賑(かむにぎわい)として奉祝行事を開催する事が出来ました。
この御鎮座壱百七拾年奉祝祭で奉祝行事として執り行われた「提灯祭」「書初め」「お茶席」など幾つかの行事は、現在も引き継がれ地域の皆様に愛され根付いております。
そして、この平成17年の御鎮座壱百七拾年奉祝祭を契機とし、10年ごとに奉祝祭を斎行申し上げ、実行委員会や氏子崇敬者の皆様の崇敬のお心と多大なるご尽力によって、奉祝行事が執り行われています。なお、当天満宮の10年ごとの奉祝祭のように、定められた期間ごとに斎行される祭祀(さいし)を「式年祭」と称します。
来る令和7年には御鎮座190年の節目を迎えます。