御鎮座180年奉祝祭
奉 祝 祭
平成27年10月24日、25日の2日間にわたり御鎮座180年奉祝祭をご斎行申し上げました。多くの方々のご参拝を見込み、両日とも正午、午後3時、午後6時とご斎行申し上げました。
25日正午は恒例の例祭と併せての斎行となりました。
後述の奉祝行事「玉垣改修工事」「境内社改修工事」にご尽力いただいた皆様にご案内しましたので、多くの方々にご参拝いただき大神様の御加護をお受けいただくこととなりました。
また斎行後の直会(なおらい)にて、玉垣改修工事・境内社改修工事に多大なご功績をいただいた方々に感謝状と記念誌を贈呈させていただきました。
奉祝行事(平成26年)
御神威あらたかに180年の節目の平成27年を迎えるため、沢山の皆様方のご崇敬の念が集い前年のうちに改修工事を執り行うことが出来ました
玉垣改修工事
玉垣が傾き危険を及ぼしている課題が予てより有り、御鎮座180年の節目に誠心である沢山の大切な奉賛金を充て改修工事を行う事が出来ました。改めてこの場を借りて厚くお礼申し上げます。
玉垣の改修と同時に、車両乗入口なども新設し、参拝者の皆様のご要望であった車両でのご来社が可能となりました。また、数十年放置されていた境内の樹木も剪定しました。皆様に安全安心にお参りいただけるようになり、車両のお祓いも境内に於いて大神様のお近くで厳粛に斎行できるようになりました。
境内社2社改修工事
境内社の松梅稲荷宮、幸宮は屋外に鎮座している為、長年の風雨で酷く傷んでいました。氏子崇敬者有志の方々が御鎮座180年のお祝いにと、改修工事奉仕にあたってくださいました。改めてこの場を借りて厚くお礼申し上げます。
奉祝行事(平成27年10月)
稚児行列(24日)
沢山の親御様のご要望により、前回の御鎮座170年奉祝祭同様に稚児行列が行われました。今回は池島2丁目の御旅所から出発し氏子地域内を練り歩きました。清々しい秋空の中、猿田彦大神の道開き、ふれ太鼓の先導の元、無事に午前の内に宮入りしました。
餅つき(24日)
前回の御鎮座170年奉祝祭同様に、日本の根本であり、また神社、神道の根本でもある五穀豊穣を再確認する意味でお餅をつきました。
八百万の神々のご加護によって実った作物から食べ物はできるという神恩に感謝し、ご参拝の皆様に振舞わせていただきました。
天満楽市(24日25日)
多くの方々のご要望により、前回の御鎮座170年奉祝祭同様に「天満楽市」(フリーマーケット)が開催されました。大神様の恩恵を大切にし、物を粗末にしないようにとの想いが込められています。
10年前とは違い秋晴れの天気に恵まれ、沢山の方々で賑わいました。
昔遊び(25日)
手作りの物で遊ぶことが少なくなったこども達のため、奉賛会役員指導の下、昔懐かしい竹馬と缶ぽっくりを作って遊びました。遊んだ後はこども達へお土産に差し上げました。
竹の採取にご尽力いただいた奉賛会役員の方々と、竹を提供くださった泉州・産土神社宮司様に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
記念誌発行
当天満宮は戦災や水害に見舞われ、歴史資料が乏しく皆無に近い現状です。しかしながら、何事も遅すぎるということはないとの想いから、御鎮座180年の節目に現状で辛うじて残っている古写真や風化しつつある貴重な資料を取り纏め、また皆様の崇敬心の賜物である玉垣改修工事や境内社の改修工事の様子を記念誌として保存しました。
この記念誌の続きの歴史を刻めるよう神明奉仕に勤めて参ります。
なお、玉垣改修工事・境内社改修工事に多大なご功績をいただいた方々に本記念誌を贈呈させていただきました。
提 灯 祭
前回の平成17年の御鎮座170年奉祝祭から執り行われた提灯祭は、その後も夏祭と正月の年2回点灯され益々の大神様の御加護をお受けいただいております。今回、御鎮座180年奉祝祭を迎えるにあたり、奉祝祭の日から翌平成28年の正月までの長期間にわたり揚げさせていただきました。
この10年の間に、有難いことに献灯提灯はご奉納が増え、約350灯もの灯りが境内を幻想的に包んでいます。
奉祝行事(平成28年)
写真展(正月)
奉祝祭、奉祝行事を滞りなく終え、年が明けた平成28年正月に境内の芳名板を用いて写真を展示しました。
奉祝祭の様子や、玉垣・境内社の改修工事の経過、各奉祝行事の模様を芳名板いっぱいに展示しました。